香芝旭ヶ丘病院、2026年新築移転!地域医療の核として進化

香芝旭ヶ丘病院が2026年に新築移転します。
現在、2階の躯体工事が順調に進行しており、6月中旬には2階の柱壁とR階床のコンクリート打設が完了しました 。

今後は円形部分や屋上塔屋などの工事が進められ、1階では仮設支柱撤去後に内装準備が開始されます。
床仕上げ、サッシ取り付け、設備工事を経て、内装工事が進行する予定です 。

新病院への期待

香芝市医師会会長を務める私、道野博史は、新築移転する香芝旭ヶ丘病院へ大きな期待を寄せております 。
香芝旭ヶ丘病院はこれまで、高度な専門性を有する整形外科・内科診療を中心に、循環器内科においても充実した診療体制を整えられ、香芝市における医療提供体制の中核として、多大なるご尽力をいただいてまいりました 。

人口約7万8千人を擁する香芝市は、奈良県内でも有数の人口規模を誇る自治体ですが、市立病院などの公的医療機関を有しておらず、加えて子育て世代も多いことから、小児医療を含めた多様な世代に対応できる医療体制の整備が求められております

このたび、香芝旭ヶ丘病院様が香芝市内でもアクセスの良い中和幹線沿い、西真美地区へ新病院を移転されると伺っております 。
救急医療の受け入れ体制の検討や、手術室のさらなる充実などを通じ、より魅力的な医療機関として生まれ変わられることに、心より期待を寄せております 。

今後の香芝旭ヶ丘病院が、香芝市における救急医療の重要な一翼を担われることを、医師会一同、心待ちにしております 。

地域医療連携の強化

香芝市医師会には現在60の会員(主に開業医)が所属しており 、今回の香芝旭ヶ丘病院様の移転を契機として、地域の診療所間、ならびに各基幹病院との連携を一層密にし、香芝市民の皆様にとってより有効かつ円滑な医療提供体制を構築することを目指してまいります 。

地域全体の医療機関が一体となって患者を診るという「地域医療」のさらなる推進に向けて、引き続き取り組んでまいる所存でございます 。

さいごに

香芝旭ヶ丘病院の新築移転は、香芝市の医療体制において重要な節目となります。
当院も香芝市医師会の一員として、香芝旭ヶ丘病院様との連携をさらに強化し、地域全体の医療レベル向上と市民の皆様の健康維持に貢献してまいります。

新しく生まれ変わる香芝旭ヶ丘病院が、地域の皆様にとってより安心できる医療機関となることを心より願っております。