薬の上手な飲ませ方|医療法人博友会 みちのクリニック 奈良県香芝市にある病院(整形外科・内科・外科・小児科・リウマチ科・リハビリテーション科)

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薬の上手な飲ませ方

1. やさしい表情でこどもをほめる

まず大切な事は、薬を与える時のお母さんの表情です。早く病気を治そうと、焦ったり、にらみつけたりしてこわい顔を見せないで下さい。気長にゆっくりと与え、上手に飲めたら頭をなでたり、ほめたりしてあげて下さい。

2. 薬ぎらいにさせない

よく「粉薬なら飲みますが、水薬は飲めません」とか、逆に「水薬は飲めますが、粉薬は飲めません」というのを聞きますが、普通に食事ができる子供であれば、水薬、粉薬どちらも服用自体は可能です。与え方を工夫してみましょう。水薬も粉薬も、お互いに似たような効果の薬剤を代用する事で投薬できる場合もありますが、使える薬剤が限定されてしまいます。長い目で見ると治療薬の選択肢が増えるほうが、お子様にとって有利になりますのでがんばってください。

3. 薬の服用を忘れずに

学校(幼稚圏)に通っている子供の薬は学校の先生に頼むのもひとつの方法ですが、飲み忘れがちになる子供には、時間が少々ずれてもかまわないので、帰宅してから忘れずに与える方が良いでしょう。 一日分の薬はその日の間にキッチリと量を守って飲ませてください。お薬の1日の量はその子供に合わせて計算されており、回数が足りなければ的確な効果は出ません。

4. ムリな服薬をさせない工夫

赤ちゃんでは、満腹の為に薬を飲まない事もあります。薬の種類によっては、空腹時に飲ませても良い場合がありますので、服薬の時間帯を変えるなど工夫して下さい。またミルクに薬を混ぜると、次のミルクの時に変な味がしないかと警戒してミルクを飲まなくなる事がありますので避けましょう。

薬の飲ませ方

紛薬の飲ませ方

赤ちゃんには、まずお母さんの手をきれいに洗い、指先に薬を少量つけて子供の口をゆっくりと開かせ、 口腔内の頬の粘膜にぬりつけた後で、あやしながら湯ざましや好きな飲み物をゆっくりと飲ませるのが良いようです。
少し大きくなれば少量の水で溶き、粘土状にしたり水薬が同時に処方されている時には、その1回分に溶かせて水薬として与える方法もあります。ただ粉薬を水に溶かせた後、長い時聞置いておくと、薬効が少し減ったり、また苦みが増してくるものがありますので、飲ませる直前に一回ずつ溶かせて与えて下さい。ヨーグルトやヤクルトに混ぜると、にがみの増す薬(ジス口マック)もあります。下痢をしていなければ、練乳や味の濃厚なアイスクリームに混ぜるのも良いでしょう。

水薬シロップ剤の欽ませ方

水薬は、スポイト(スプーンや、小さな注射筒でも可)で、少量ずつ静かに注いであげると飲みやすいようです。シロップ剤は、甘すぎたり濃すぎる為に飲みにくいという事もあります。その時には水で少し薄めてもかまいません。ただ、薄めすぎると苦みが増す事もありますので注意して下さい。また、どうしても飲めない時には、下剤がなければ冷凍庫でシャーベット状にして与える方法もあります。
薬を飲ませるのは母親の大事な役目です。子供には薬を飲んで病気を治すという自覚はありません。重い病気で入院した時に、薬を飲ませつけていない為に、大事な薬を飲んでくれなくて非常に困ったという事もありました。普段から喜んで薬を飲めるように工夫してあげて下さい。

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